教員向けプログラミング講座

令和6年度市民協働事業

普段はCoderDojo Aizuで子どもたちにプログラミングを教えていますが、今回は会津若松市との市民協働事業の一環で先生方向けの講座を開催しました。

なぜ先生向け?

「えっ、先生にプログラミング授業?」と思われた方もいるかもしれません。実は、会津若松市のスマートシティ推進室との協働事業として、市内の小・中学校の先生方にプログラミングが採択されたのです。

私たちの目標は単純明快。先生方にもプログラミングの楽しさを感じてもらい、学校でもっと積極的にプログラミングの授業を取り入れてほしいというものです。

当日の様子

今回の講座にはICTの利活用を担う4名の先生方が参加してくださいました。サポート役として会津大学の学生さんたちも加わり、世代を超えた交流の場にもなりました。

面白かったのは、ある先生が「以前別の場所でウィーゴを見かけて、ずっと気になっていた」とおっしゃっていたこと。その好奇心、大歓迎です!

カリキュラムの内容

さて、実際の講座はどんな感じだったのでしょうか?カリキュラムをご紹介します。

  1. オリエンテーション (10分)
    • 講座の目的説明
    • 自己紹介タイム
  2. プログラミングの基本概念 (20分)
    • プログラミング的思考について
    • Scratch、Python、JavaScriptの違い
    • なぜテキストプログラミングを学ぶのか
  3. ハンズオンセッション1:メカトロウィーゴ体験 (15分)
    • ウィーゴの基本操作
    • 簡単な動作プログラム作成
  4. ハンズオンセッション2:グループワーク (40分)
    • A地点からB地点への移動
    • PKゴールキック対決!
  5. 事例紹介とディスカッション (10分)
    • 実際の授業での活用アイデア交換
  6. 自律学習のためのリソース紹介 (10分)
    • オンライン学習サイトの紹介
    • おすすめ書籍の紹介

先生方の反応は?

講座終了後、先生方からは「もっとウィーゴを触りたかった!」という声が。これは嬉しい悲鳴ですね。プログラミングの楽しさが伝わったと思っております。

また、ディスカッションタイムでは、当日の感想や学校での導入に対する不安など、率直な意見交換ができました。先生方の熱意と不安、両方を感じ取ることができた貴重な時間でした。

さいごに

今回の講座を通じて、先生方のプログラミングへの興味や意欲を高められたのではないかと思います。これを機に、学校でプログラミング教育がさらに広がっていくことを期待しています。

講座で使用したテキストは公開していますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。プログラミングの世界、一緒に広げていきましょう!

最後になりましたが、今回の講座開催にあたり、ご協力いただいた会津若松市スマートシティ推進室の皆様、参加してくださった先生方、サポートしてくれた会津大学の学生の皆さん、本当にありがとうございました!

次は、先生方が生徒たちと一緒にプログラミングを楽しむ姿が見られるのを楽しみにしています。

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